日本銀行兌換券の価値
日本銀行兌換券は、1927年に金融恐慌により緊急で発行された旧札で、ほとんど流通していないとされております。
額面価格は「200円」「50円」の2種類があり、裏面が無地であるため「裏白200円」「裏白50円」とも呼ばれています。
そんな日本銀行兌換券は、製造され銀行に入れられたためほとんど流通しておりませんので、現存枚数は数枚程度とされております。
そこで本記事では、日本銀行兌換券の価値について詳しく紹介していきます。
日本銀行兌換券200円の価値
買取相場 | 〜1000万円 |
絵柄 | 表:彩紋 裏:なし |
発行年数 | 1927年~1946年 |
サイズ | 73mm×123mm |
日本銀行兌換券200円の買取相場は、最大で1,000万円以上とされています。
裏面に何も印刷されていなく白紙であるため、「裏白200円札」とも呼ばれます。
関東大震災の経済混乱の中で銀行破綻の噂が流れ一斉に預金を引き出されたため、それに対応する形で製造されたお札となっております。
基本的には預金のために作られた旧札なので流通しておらず、現存枚数がすくないので希少価値も高くなっております。
日本銀行兌換券50円の価値
買取相場 | 〜500万円 |
絵柄 | 表:彩紋 裏:なし |
発行年数 | 未発行(製造はされている) |
サイズ | 63mm×113mm |
日本銀行兌換券50円の買取相場は、最大で500万円以上とされています。
裏面に何も印刷されていなく白紙であるため、「裏白50円札」とも呼ばれます。
50円札に関しては製造はされたが流通していないため現存枚数が数枚程度とされており、取引された例もほとんどありません。